融・流雪溝

 子供のころは今よりも雪が多かったように感じます。学校に通う時は歩道にうずたかく積まれた雪の上に道が出来ていて、家の前の出入りする場所以外は山のようになっているうえに自然にできた道を皆であるいて上り下りをしながら通ったのを思い出します。屋根から落ちて来る雪や庭に積もった雪などを集めて積み上げて庭には雪の小さな山があり、そり滑りなどをしました。

青森市に住んであの雪の多かったころのことを思い出します。降りだすとあっという間に家の庭や全面道路にどんどんと雪が積もります。このような気候だからだと思いますが、歩道に融・流雪溝があります。どのくらいの距離で設置されているのかはよくわかりません。でもこれには驚きました。除雪車が夜中に道端に寄せた雪を、朝になると住民の方々が外に出て道路の金属の網のようになっている蓋を開けてどんどん雪をその中に入れるのです。家の前の雪もその中に捨てられるようになっているので、まめな人が住んでいるのであろう家の前は、融雪設備がないのに雪はほとんどなくすっきりとしています。溝の中を多分水が流れていて雪を融かしながら押し流す仕組みになっているのだろう?と思います。でも、雪が多い日などはその雪が多すぎて流れていくことが出来ずにたまってしまい、溝の水と一緒に道路にあふれ出したり、床上・床下浸水がおこることもあったりするのですが・・でもこれも雪国の知恵ですね。 

住んで冬にならないうちはどうして歩道に金属上の網がたくさんあるのか不思議でした。青森市でなくても雪国だとどこでもあるのでしょうか?夜中や朝の未明からの除雪車の雪を寄せる騒音に何のクレームも言わず、外に出て一緒に雪を寄せる住人の方々にも驚かされましたが、この融・流雪溝にも感心しました。

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