地産地消の考え

  この頃よく耳にする言葉に「地産地消」というワードがあります。

 地元で作った野菜を地元の人が消費することで、この地産地消の考えが広まったといえるでしょう。

 これは住宅の市場においても同じことが言えます。ここ山形は言わずとしれた木材の産地です。古くから将棋の駒や家具など木材を利用した伝統工芸が盛んなところです。

 山形住宅を建てる際には、地元の木材が多く使用されるものです。木材に関してはこの地産地消することに大きな意味を持ちます。なぜならば、その土地ならではの風土や気候の元育った木だからです。風土にあった木材を使用して建てられた住宅は、安価な外国産木材を使用して建てられた住宅よりも耐久性に優れていることはいうまでもありません。日本のような高温多湿な気候に、北米などの乾燥した地域で育った木材は最適だとは言えないからです。しかるべき防腐加工を施しておかなければ、多雨の時期に腐食しやすくなってしまいます。

 土地の風土や気候にあった木材であれば、劣悪な環境でないかぎりは年数を経るごとに木材はしまり、耐久性を増していきます。農村部に残る古民家が、今でも堂々とした佇まいを保っているのは、地産の木材をたくさん利用して建ててあるからです。昔は今のように流通の利便がよいわけではありませんでした。だからこそ、その土地にある木材が使用されてきました。解体した古民家から状態のよい古材を残して販売されるのは、その独特の年季のはいった風合いと硬度が増してよい状態にあることが周知されてきたからでしょうね。

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